福岡市より業務委託を受け、福岡市の子育て支援情報を集約した「ふくおか子ども情報サイト」をリニューアルいたしました。

このサイトは、子育て世代にとって必要な情報にスムーズにアクセスできるよう、「使いやすさ」と「親しみやすさ」の両立を目指して設計・構築しました。

リニューアルにあたっては、最初の企画段階から参画し、どのように情報を届ければ利用者にとってわかりやすく、使いやすいサイトになるかを検討。
サイト全体の構成や導線設計はもちろん、デザインのトーンや表現にも細やかな配慮を行いました。

プロジェクトには子育て世代のスタッフが多く参加しており、自身の経験を活かしながら、「あったらうれしい」「これなら助かる」といったリアルな視点を反映。実際の利用シーンを想像しながら、より生活に寄り添ったサイトを形にしました。

【親しみやすく温かみのあるデザイン】
オリジナルのイラストやアイコンを多数使用し、行政サイトでありながらも堅くなりすぎず、子育て世代に親しみやすい印象を与えるデザインに仕上げました。全体のカラーは黄色を基調に、明るくあたたかい雰囲気を大切にしています。

【誰でも迷わず使える設計】
情報量の多いサイトでも目的の情報にスムーズにたどり着けるよう、カテゴリ検索・キーワード検索・絞り込み検索を実装。さらに、よく検索されているキーワードや閲覧数の多い記事、関連情報の自動表示により、サイト内を自然に回遊しやすい構成にしています。

【アクセシビリティと多言語対応】
フォントの選定や色のコントラスト比など、視認性や読みやすさに配慮し、年齢や環境に関係なく誰にとっても使いやすいデザインに。日本語以外にも対応可能な多言語化機能も導入し、日本語が母国語でない市民の方にも情報が届くようにしています。

【職員の方にもやさしい運用設計】
日々の更新作業がスムーズに行えるよう、シンプルでわかりやすく設計。専門的な知識がなくても、短時間で情報発信ができるため、現場での運用負担を最小限に抑えられます。

【すべての端末で快適に】
パソコン・スマートフォン・タブレットなど、どの端末からでも快適に閲覧できるよう、レスポンシブ対応を行っています。時間や場所を問わず、必要な情報にすぐアクセスできます。

今回のリニューアルでは、デザイン・機能・運用性のバランスを重視し、市民と行政の間をつなぐ“情報の架け橋”としてふさわしいサイトを目指しました。
アクセシビリティや多言語対応により、より多くの方にとって使いやすく、情報が届きやすい環境を整えるとともに、職員の方が安心して運用できる仕組みを通じて、継続的な情報発信をサポートしています。


制作期間：6ヶ月