みなさんは「ググる」という言葉をご存知でしょうか?
そうです。
知らない言葉に出くわした時に使われるGoogle検索ですね。
私も知らない言葉を調べる際によく利用しています。
web業界の仕事を始めた頃はググった結果の説明に知らない言葉が出てきて、それをググると更に知らない言葉が出てきて無限ループにハマってしまうことがよくありました。笑
また、自分でググりもせずに先輩に教えを乞うと、「先ずは自分でググってみて」と言われたのを思い出します。
それくらい人の生活や仕事の一部となっている「ググる」ですが、最近では若者のあいだではあまり使われていないという下記の記事を見て少しだけ驚きました。
少しだけというのは、数年前から薄々感じていたからです。
上位はスカスカな「まとめ記事」ばかり…そんなグーグル検索より便利な次世代サービスの共通点
https://president.jp/articles/-/56527
SNS検索とは?GoogleやYahoo!を使わない若者の検索行動を徹底解説
https://ppc-master.jp/labo/2019/01/sns_retrieval.html
正確にはググらないのではなく、検索ツールが増えたために検索サイトのGoogleやYahoo!だけでなく検索目的に応じてTwitterやInstagram、YouTubeなどで検索することが増えているというものです。
私は3年ほど前に20代のスタッフさんから、「ローカルで新しい情報を調べるならGoogleよりTwitterの方が便利ですよ」と教えていただいた記憶があります。
しかし、その時はずっとググって生きてきた人間として(どうでも良い意地があったので)その現実を認めたくありませんでした。
ですが、冷静に考えればそのスタッフさんの言っていることは的を得ていました。
なぜなら、GoogleやYahoo!の検索結果はすでにその当時から、広告と自然な検索結果の境目が分かりにくいように表示されており、なおかつ、検索結果上位にはSEO対策がしっかり施された資金的余裕のある企業サイトか、中身の薄いまとめ記事や、地域別SEO対策された見たことのあるサイトばかりが並んでいるからです。
検索ユーザーが求めている広告性のない、鮮度が新しい誰かの感想や評価をすぐに探し出すことが難しい状況になっていました。
そのような検索結果よりも、消費者が個別に感想や体験談を投稿しているTwitterやInstagramなどの方がはるかに求めている情報に近いことを若い世代は知っているのです。
そのような背景から、近年では企業やお店がホームページだけで情報発信するのではなく同時にSNSを並行して活用していくのが一般的になりつつあります。
特にB2C (一般消費者向け)の場合は特にこの傾向が顕著に現れているようです。
そのため、これまではSEO対策をきちんと施してきたホームページであれば、それなりに反響が出ていたかもしれませんが、これからはそれだけでは不十分となっていくでしょう。
このようにインターネット上ではユーザーの行動に大きな変化が見られており、その時代に適したホームページの運用が求められています。
弊社ではお客様の満足がその企業やお店の評価につながるような方法も提案しています。
ホームページの制作や運営でお困りの方はお気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
- 1972年生まれ。福岡県出身
子供の頃から小心者なのに険しい道を好んで歩いて、普通の道をまっすぐ歩けることがいかに幸せなことなのかを噛み締めるという変わった子供でした。
食への関心がきっかけで冬は猟師もしています。
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