
最近、お問い合わせフォームから届くのは売り込みの内容ばかりで困ったよ。

それって、お問い合わせを受け付けるフォームから、セールス内容の営業メールが届いているということですか?

そうなんだ。
その営業メールの中に本来のお問い合わせメールが埋もれてしまって、
危うく見落とすところだったよ。

それは困りますね。
対策を考えてみましょう!
このように、お問い合わせフォームから届くのは営業メールばかりという話を時々耳にします。
そこで今回は、この原因とその対策について書きたいと思います。
もくじ
お問い合わせフォームから届く営業メール
お問い合わせフォームからは本来なら、自社サービスや商品についてのお問い合わせを受け付けたいところですが、売り込みのメールが届いていると残念な気分になります。
このような問題が起こる背景には営業代行会社が行う「お問合せフォーム送信代行」というサービスが影響しているようです。
今までも「FAX送信代行」というものはありましたが、それが進化した「お問合せフォーム送信代行」が広まりつつあります。
参考記事
問い合わせフォームから営業メールを送信するのは非効率?テンプレ通りでは効果が出ない理由
問い合わせフォーム営業の正しいやり方と反響を高めるコツを徹底解説
この「お問合せフォーム送信代行サービス」は少し面倒なところがあります。
以前からもプログラムに送信先リストを読み込ませて、自動でお問い合わせフォームから問い合わせるというものが存在していましたが、それらは画像認証機能(reCAPTCHA)を設置することで防げていました。
しかし、昨今ではプログラムによる自動ではなく人の操作による手動で問い合わせフォームから送信するサービスも増えており、画像認証機能(reCAPTCHA)では防げなくなりつつあります。
お問い合わせフォーム営業の対策
そこで弊社では対策として、お問い合わせフォームの入力欄に
「この内容は商品紹介や勧誘、サービス提案ではない。(営業勧誘の送信はお断りします。)」
というチェック欄を設けています。

このチェック欄を設けてからは、売り込み目的のお問い合わせはかなり減少しました。(ゼロではありません)
かくいう私も会社員時代に飛び込み営業をしていた時期があります。
その際、玄関に「セールスお断り」のステッカーが貼ってあると、その建物に入っていくのを躊躇った記憶があります。
また、更なる対策としてお問い合わせフォームを無くすという選択肢もありますが、それは同時に本来の見込み客があなたの会社へ問い合わせする手段を1つ無くすということでもありますのであまりお勧めはできません。
企業が看板を出して活動をしていれば、売り込みのアプローチを受けるのはいつの世でも必ず起きることなので、ある程度の売り込みを受けることは仕方ないことかもしれません。
そのなかで、いかに本来のサービス・商品に興味を持ったお客様からのお問い合わせをいただけるのかをお客様と共に見いだしていきたいと考えています。
お問い合わせフォーム営業はなぜマイナス印象を与えるのか?
冒頭にも書きましたが、お問い合わせフォームからサービス案内が届いても気分の良いものではありません。
なぜこの行為に対して嫌悪感を感じるのかというと、ホームページ上のお客様専用の通路に、サービス利用(商品購入)目的ではない人物がお客様の仮面を被って紛れ込んでいて、さらに何かの売り込みをしているために、その通路から追い払う行動をしなければならない心の負担に対してストレスを感じているのではないでしょうか。
このような営業アプローチをしている企業に対してはマイナスなイメージになるだけなので、アプローチする側もその点に気づいてほしいものです。
まとめ
お問い合わせフォームを使った売り込みメールに対しては、「営業お断り」のチェック欄を追加することである程度は防止できます。
投稿者プロフィール

- 1972年生まれ。福岡県出身
子供の頃から小心者なのに険しい道を好んで歩いて、普通の道をまっすぐ歩けることがいかに幸せなことなのかを噛み締めるという変わった子供でした。
食への関心がきっかけで冬は猟師もしています。
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