デザイン思考ってデザイナーだけのスキルじゃないの?

「デザイン思考」ってデザイナーだけのスキルじゃないの!?

こんにちは!デザイナーの中村です。

早速ですが、みなさんは「デザイン思考」という言葉を知っていますか?

最近では様々なメディアなどでも取り上げられているのを見かけるので、社会人の方なら聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし、この「デザイン思考」という思考法って「デザイナーによる、デザイナーのためのもの」だと思い込んでいませんでしたでしょうか。

私はそう思っていました。

確かにデザイナーが普段使っている思考法ではありますが、実はビジネス上の問題を解決するための基本となるプロセスであり、非デザイナーでも、もっと言えば日常生活でも活用できる考え方なのです。

ですので、今や多くのビジネスパーソンに求められているスキルとなってきています。

デザイン思考という引き出しを持っていることで、ありきたりではない本質的な解決策を出すことができたり、日常生活においても課題解決力が向上すると思うので知っていて損はない思考法だと思います。

ということで本日はデザイン思考について解説していきます。

デザイン思考とは?

デザイン思考という言葉は米IDEO社のティム・ブラウンが提唱しました。

アップルの最初のマウスをデザインし、ipodの商品開発に深く関わったことで知られる企業です。

人間の潜在的なニーズ(解決すべき問題)を観察やインタビューを通して見つけ出し、ユーザーにとって本当に価値のある製品やサービスを生み出していく。

そのプロセスのことを一般的に「デザイン思考」と言われています。

デザイン思考はどういった時に使う?

複雑で変化の激しいこの時代にイノベーション(新しい価値の提案)を起こしていくためのビジネスプロセスとして、また新しいマーケットを創造する手段として世界的に「デザイン思考」が使われています。

このように様々なメリットがあるデザイン思考ですが、「ゼロベースでの創出には不向き」という欠点があります。

ですのでデザイン思考は、潜在的な悩みやニーズを基にこれまで見つけることのできなかった視点を見出したりするなどの「1から創造していく問題解決のための思考法」となります。

簡単に言うと、「デザイン思考」とは今既にあるものを様々な視点で観察していくことで、そこから問題を定義し、新しい価値を提案していくイメージなのです。

これはまさに「デザインする」という行為の本質だなと感じます。

問題解決のいとぐちとして「新しい価値を提案することで問題を解決する」
ここは特に力を入れている部分ではありますが、もっと精度を上げて提供できるようになりたいなあとしみじみ感じるところです。

話はずれましたが、次に実際のデザイン思考の流れについて解説します。

どういう風に実践するのか?

ここからはデザイン思考の実際のフレームワークについて解説していきます。

下記はデザイン思考の5つのステップの解説イラストです。

1.まずはユーザーに理解・共感をする

ここで言う共感というのはEmpathy(エンパシー)となります。

Sympathy(シンパシー)ではないと言うのが注意点です。

シンパシーでは自分自身では経験していないような悩みなども、同じ気持ちになって共感することを言いますが、エンパシーは客観的にその事実を見つめるイメージになります。

なぜエンパシーで客観的に共感や観察をしていくのかと言うと、シンパシーでデザイン思考を進めていくと「思い込み」につながってしまう恐れがあるためです。

自分の価値判断を入れずにユーザーを観察し、その事実をありのまま受け入れるイメージでしょうか。

オススメはインタビューやアンケートをとり、相手を理解しようとユーザー視点で考えていくことです。

2.本質的な課題を定義する

共感のプロセスで見つかった課題やニーズを深掘りしていき、潜在的な悩み・不満を定義していきます。

ここで注意してほしいのはユーザーの要望をそのまま受け取るのではなく、その要望から根本的な課題を発見して定義することを意識して実践してください。

3.アイデアを出しあう・概念化

定義された問題に対して、メンバーで自由に意見を出し合い、具体的にどう解決するかを考えていきます。

実現の可能性や固定概念にとらわれない柔軟なアイデアを複数人でとにかく出し合います。

ここで重要になってくるのは、質ではなく量を意識することです。

4.試作品をつくる

最初から完璧を目指そうとするとコストや労力がかかって後戻りができなくなってしまうので、まずは試作品を作ります。

その試作品をつくる過程で新たな問題に気付いたり、より具体化することができるので、まずは簡易的に形にしてみることが大事ですね。

そしてその効果を検証して改善を繰り返し、機能性や実現性についても検討を重ねて精度を高めていきます。

5.検証(テスト)

最後のプロセスでは実際のユーザーに試作品を使用してもらい、検証し、改善点を探っていきます。

その情報をもとに問題解決が為されているのか、更なる検証を重ねていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「デザイン思考」はデザイナーだけの考え方ではなく全ての人が活用できます。

またデザイン思考は普段から使っていくことで使いこなせる様になるので、ビジネスだけでなく生活のシーンでも
是非、この記事を思い出して「デザイン思考」を採り入れてみてくださいね。

投稿者プロフィール

中村ちひろ
中村ちひろ
デザイナーの中村です。

暮らしを楽しむこと、人の心や子供について学ぶことが趣味です。

「イヤイヤ期はやるやる期」ということを広めるために2歳・3歳のお誕生日会でアドバイザーをしています。

今一番やりたいことは、野菜作りと家の庭で焚き火とキャンプをすることです。

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