最近よく耳にするようになったDX(デジタル・トランスフォーメーション)。
DXと聞いても、「IT化のこと?」「デジタル化するってこと?」など、ちょっと難しいですよね。
今回は、そんなDXについて、少しお話しできたらと思います^^
もくじ
DXとは?
DXについては、経済産業省の資料で下記のように定義しています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
経済産業省「DX推進ガイドライン」より
簡単に言ってしまえば、DXとはIT化やデジタル化ということではなく、
「ITやデジタル技術を活かして、ビジネスをより良くする。」
ということですね^^
つまりIT化・デジタル化は、DXの手段であり、DXはIT・デジタルを活用したことにより得られる目的ということになります。
DXは必要?
世界では多くの企業が既にDX化を推進しており、日本の企業は遅れをとっていると言われています。
DX化は、下記のようなことが期待されますため、企業が生き残っていくため・成長していくために必要であり、日本は国内企業のDX化を推進しています。
1.生産性の向上と業務効率アップ
DXを推進することにより、これまで分散していたワークフローを統合したり、業務の自動化を図ることができます。
そうしたことにより、優先度の高い業務・時間をかけたい業務に集中することができ、生産性も向上することが期待されます。
2.システムの見直しによるメリット
DX化で、既存システムを見直したことにより、既存システムではできなかった顧客管理や分析など、顧客ニーズに合った商品やサービスが提供可能になります。
そして、より良い経営が可能になっていくことが期待されます。
ホームページでDX?
DXは、私たちの身近にある「ホームページ」を活用することでも始められます。
今では、多くの企業が持っているホームページですが、ホームページは、DX化を始めるにあたって様々な役割で活用ができるからです。
▼▼ホームページによるDX化の一例▼▼
・オンライン販売・接客
コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインで購入する方がとても増えました。
店頭だけでなく、オンラインで販売することにより、遠方のお客様への販売も可能になることから新規顧客の獲得が期待できます。
オンライン上で販売することにより、どの商品ページがより閲覧されているか、どの地域の方が多いのか、などのデータを取ることができ、そのデータからイベントや特集を組むという施策を行うことも可能になります。
また、サイト内にチャットボットなど導入することで、お客様とのWeb上でのコミュニケーションも可能になります。
・採用
人材を採用したいと考えた時、ホームページは大きな役割を果たします。
まずは、自社について興味のある方に知ってもらうため、ホームページの会社内容や業務内容などを充実させ、事前に自社のことを知ってもらうことが可能です。
今後少子化問題から、人口減少が叫ばれている中、人材不足は企業にとって一つの課題になると考えられています。
そのため、自社のことを知ってもらい、理解して共感してもらうためにホームページを活用するメリットは大きいと感じます。
まとめ
結局DXを進めるには何からしたらいいのか・・・?
DXと聞くと、なんだか難しい・・・IT苦手だし・・・
と構えてしまいますが、企業の未来をより良くしていくために、まずはできることから始めませんか。
いとぐちではDX推進のサポートをしております。
お客様に寄り添い、各企業様に合ったサービスのご提案や伴走型支援を行なっております。
お困りごとなどございましたら、お気軽にご相談ください。
投稿者プロフィール
- フロントエンドエンジニアです。
お客様やユーザーの方が使いやすいサイト設計になるよう心がけています^^
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